また今年もやるんかいな?(爆) 2019.05.30 2018年版の完了! 梅酒を仕込む 2013年版 ← ここから始まった。 梅酒を仕込む 2014年版 ← 右往左往で大ブレ。色々と判った事がある。 梅酒を仕込む 2015年版 ← なんとか軌道修正。いい方向に向かってる? 梅酒を仕込む 2016年版 ← 濁りもなく成功だが色が薄い。工程も面倒。 梅酒を仕込む 2017年版 ← 砂糖が溶けたら混ぜなきゃダメだコリャ。 そう簡単にはできない事を思い知らされました。(爆) まあ教訓を得たという訳で、今年も挑戦してみましょう! 【学んだ事】 2013年から今まで試行錯誤して来た訳ですが、 次第に判ってきた内容を纏めますと、下記の4項目が重要と思いました。 *砂糖を1kg入れても1週間で溶け切っちゃうので砂糖は小分けにする。 *3ヶ月くらい掛けて徐々に砂糖を加えていく方が良い感じ。 *そして砂糖が溶けたら放置しないで、早めの段階で混ぜる。 *梅が液面に浮いたら、その上にホワイトリカーの層を作る。 いや〜難しいですな。 当方が試行錯誤してはじめて判ってきた内容です。 だから他の人と意見が全く違うと思います。 そのまま参考にするのではなく、自己責任にてご判断願います。 世の中は思い込み勘違いが慣習となり固定化されちゃった世界の様で、(爆) 当方の実験がおかしな結果になってもしょうがないです。 たぶんですが、通説の方が間違ってんじゃねーの?(爆) まあいいや。 これを元に2018年版の計画を考えました。 【計画】 ①最初はアルコールだけで丸2日間漬ける。 ②2日目に300gの砂糖を入れる。溶けるまで放置。 ③4時間後くらいで砂糖が全部溶けるので、菜箸で混ぜて糖分を均一にする。 梅が浮いても砂糖は濃くないので半月ほどで梅は沈むと思います。 ④1ヶ月後(7月)に300gの砂糖を追加。溶けるまで放置。 ⑤砂糖がだいたい溶けたら菜箸で混ぜて糖分を均一にする。 上側にホワイトリカーの層をちょっと追加。 ⑥3ヶ月後(9月)に400gの砂糖を追加。溶けるまで放置。 ⑦砂糖がだいたい溶けたら菜箸で混ぜて糖分を均一にする。 上側にホワイトリカーの層を追加し満杯にする。 ⑧放置。 何か問題があったら途中で計画変更になる事もあります。 【材料】 実験なので、毎年同じにしています。 梅 1kg 氷砂糖 1kg ホワイトリカー 1.8ℓ x2パック 【やってみんべ】 梅と砂糖を買ってきました。両方とも1kgです。 梅が安価ですが、形が悪いとか鳥がつついて穴が空いてる奴も混ざっている、 いわゆる三級品と思います。(爆) 梅は軽く水洗いしましてヘタを取りました。 ヤバそうな箇所は包丁でえぐっちゃいました。 梅に穴が開いてますと梅酒が濁るんですが、2018年版はそのまま作ってみます。 下図は乾燥中です。完全に乾燥させるんじゃなくて、まあテキトーに。 そして漬けました。 最初は梅1kgと、ホワイトリカー1.8ℓのみです。 【一日後】 色が抜けました。 【2日後】 変化はありません。 さてここで、 計画通りに砂糖を用意しました。300gです。 砂糖を入れました。 下図は砂糖を入れてから2時間後です。 たった2時間でだいぶ溶けちゃっています。 そして瓶の底には濃い砂糖の層が出来まして、 その上の部分に梅が浮いています。 更に2時間後、砂糖を入れてから4時間後ですな。 砂糖はほとんど溶けちゃいました。 さてここで、混ぜる訳です。 菜箸で梅をグリグリ回します。 砂糖が均一に混ざりました。 早速ですが工程ミスです。(爆) 混ぜた後に液面の部分へホワイトリカーを追加してしまいました。 いや〜バカな当方で御免。 最初の段階では砂糖が300gしか入っていませんので、比較的砂糖が薄いです。 よって液面の上にプカプカ浮いている梅も半月ほどで沈んでくると思います。 そういう事なので、 最初に砂糖を入れて混ぜた時には、液面にホワイトリカーを追加しない、 そういう計画だったんですよ。 ♪いつまでたっても、ダメなわた〜しねぇ〜♪ (爆) ん〜、 ひたすら続く。(爆) 2018.06.09追記。 漬け始めから数えて7日ですな。前回から5日後。 梅の状態は? 浮遊中。(爆) ん〜水面のところにホワイトリカーの層を作ったのは工程ミスでしたが、 実は正解かも知れません? 梅もだいたい沈んできました。1個だけ浮遊中ですな。 1ヶ月目ですが、ちょっと色も出てきました。色は2015年版に近いですな。 計画通り砂糖300gを追加しました。 そして砂糖を追加してから5時間後、 砂糖の大部分は溶けた様です。底に少し溶け残ってますな。まあいいや。 それを菜箸でグリグリ混ぜました。 上澄みの所にちょっとホワイトリカーを追加しました。 若干ですが濁りがありますな。 まあ日にちが経てば濁り成分は沈むでしょう。 2018.08.01追記。 途中経過です。現時点では下図の状態です。 梅が全部沈むまでに20日くらいは掛るみたいです。 2ヶ月目としましては色が濃いです。 出来が良かった2015年版よりも色が濃いですな。 うまく出来ている事を願いつつ、更に待ちましょう。 残りの氷砂糖400gを追加しました。 そして翌日の9月2日。 砂糖がだいぶ溶けました。(底の方には少し溶け残っています。) そして梅が浮いていますな。梅の下側は溶けた砂糖の成分が濃い層となっています。 それは過去の梅酒実験で判明した事でした。 そういう訳なので下の「濃い層」と上の「薄い層」を混ぜる作戦でした。 菜箸でグリグリ梅を回して混ぜました。 ちょっと濁りましたね。 まあ濁り成分は1ヶ月ほど経てば沈んで澄んでくるでしょう。 梅が液面の上に頭を出してプカプカ浮いています。 そこへホワイトリカーをそ〜っと足して、梅の頭が液面下に沈む様にしました。 何か追加したり混ぜたりという作業はこれで終了です。 しっかり蓋をしました。 あとは納戸に放置して待つだけですな。 【4ヶ月後】 2018.10.01追記。 砂糖やホワイトリカーの追加は先月で完了しまして、 中身をよく混ぜて梅がプカプカ浮いている状態でした。 そして濁りがありましたが、さてそれから1ヶ月? どうでしょう? そして濁り成分は下の方に沈んだ様ですな。澄んできました。 色合いですが、 2015年版の半年経過の写真よりも濃い気がします。 何かうまく出来ていそうな感じがします。 気にしない事ですな。(爆) たぶん順調に熟成されている事でしょう。 このまま5月末まで放置します。 半年後のお楽しみ。 丸い梅を選んで大きい瓶に入れました。 いっぺぇ飲めるでぇ〜〜〜!(爆) 濁りは? どっかに行っちゃった。(爆) ペットボトルの中の色が左右違いますが、 当方宅の窓が左にあるので、右のペットボトルが影になっているんですよ。 そんな感じで、最初は色ですな。 2016年版と同じ程度でした。 しかし例年の経験からしますと、味と色は関連性が無いみたいです。 色による優劣無し! 梅の品種や育ち具合で違うかも知れませんし。 色は個性の一つと考えた方が良いですな。 次は梅を見てみましょう。 丸い奴、シワシワの奴、中間の。 食ってみました。 おっ? 2018年版の梅は食べやすいですよ! やけに固い等はありませんし、ネッチョリしていません! 丸い奴もシワシワの奴も噛み切りやすい! そして味ですが、 梅酒がしみて美味いですな。 市販品に勝てる味!(爆) 特に丸いやつはジューシーで良いです! シワシワのはまあ、スカスカ気味で絞りカスと言われれば否定はしませんが、 捨てるにはもったいない味でした! いや〜今まで梅の出来がイマイチだったんですが、 やっと成功しました! そして、本命の、梅酒の評価ですな。 ほっほー、なるほど。 香りは例年通りに市販品よりも強いです。 だいぶ香ります。 あえて比較しますと、2018年版はちょっと酸っぱそうな傾向の香りでした。 2018年版の甘みはマイルドな感じがします。 それに比べて2013年版の甘みはチープな単純な感じがしますな。 そして酸味ですな。 2016年版は最も酸味がまろやかと感じていましたが、 今回の2018年版もまろやかな? いや、2018年版は舌の上で味わっているうちに後からじわっと酸味が来る様な? ちょっと複雑な雰囲気になっています! んー表現が大げさな気がしてきました。 そこまでの大差は無いです。(爆) 課題は? シワシワになり過ぎた梅が気になります。 どうにか出来る物なんでしょうかね? まあ2018年版も大成功だったという事ですな。 めでたし。 自己責任にてお願いします。 。
by ca3080
| 2018-06-04 08:47
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