八杯汁

季節は小寒〜大寒でして、鍋物なんかで温まりたいこの頃なんですが、
野菜が高騰してまして困ったもんです。そういう訳で八杯汁。





純日本風の昔ながらの汁物です。似た様な郷土料理は各地にあるらしいですな。
しかし古い文献にも載っているらしく、昔は全国的に知られた料理だった様です。

団子汁(すいとん)や冷汁(冷汁うどん)なども同様に郷土料理化してますな。
これらも全国的ブームが去った後で各地に郷土料理として残った様です。(爆)



八杯汁、はちはい、もしくは八杯豆腐などと呼ばれているらしいです。
とろみのある澄まし汁に豆腐が入った椀物です。
割烹で言うところの、すまし汁の吉野仕立てみたいな椀物、汁物ですな。
吉野は吉野葛の事なのでトロミをつけるのを吉野仕立てと言うんでしょう。

そして、
豆腐は細く切って大根おろしを上に乗せるんだとか何とか?
トロミを付けないのが本式だとか、味付けに酒を使うとか?
まあ当ブログはそういうお堅い本式を求めるのではなく、
郷土料理的なテキトーな偏った奴で作ってみました。(爆)










【具材の準備】
どんぶり一杯分を作りました。お椀ですと二杯分になります。
最初にキノコですが、お好みで色々選べます。
今回は舞茸を使いました。
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ほぐしました。

次は水の分量です。
どんぶりに半分の水を測りまして、これを鍋に入れました。
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更にさきほど指で裂いたキノコ、そして出汁の素を小さじ一杯ですな。
まだ火に掛けません。
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塩を小さじ一杯ですな。
準備中なので、まだまだ火に掛けません。(爆)
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次ですが、
どんぶりに片栗粉と生姜チューブを用意しておきます。
片栗粉を大さじ一杯の中盛り程度。生姜チューブは写真より少なめに。(爆)
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そこに水を入れてよく混ぜておきます。下図の様にちょうどスプーンが隠れる程度。
粉だけよりも生姜入りの方が混ざりやすい感じがします。
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準備中です。
このまま待機。(爆)


次はメイン具材の豆腐です。
木綿ですと崩れて汁が白く濁りやすいです。絹は崩れても破片になるだけで無問題。
そして食感ですな。トロミ汁に合うのは絹ごしでしょう。

豆腐の分量も判りやすいという所で、充填豆腐にしました。(爆)
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どんぶり一杯に対し1個でOK。
これをスライス切りしました。
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そして普通は縦に細切りしますが、
当方宅では菱形に切っております。
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どこかで見たような?
杏仁豆腐アルネ。(爆)

豆腐もこのまま待機!

次はネギです。このくらいの分量。
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細切りにしました。
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以上で準備完了です。













【煮てみんべ】
鍋を火に掛けました。
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沸騰してきました。
キノコから出汁が出てきています。
(ちなみに干し椎茸を使った場合は細かな泡が出るのでアク取りします。)

どんぶりに用意しておいた「片栗粉+生姜+水」を混ぜます。
底の方で固まっているのでよく混ぜます。
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えー、ここがコツなんですが、
片手にどんぶりを持ち、
もう片手でスプーンを持って混ぜながら・・・

どんぶりの中身を一気に沸騰した鍋へ注ぎ入れ、
すぐにスプーンで鍋の中身をかき混ぜました。
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この一連の動きを止めてはいけません。(爆)
トロミが出て再沸騰するまで混ぜ続けます。

まあ失敗したらダマになるだけでして、
トロミの部分とすまし汁の部分が出来ちゃうだけです。
それでも普通に食べられますから問題ありません。(爆)
ほんの少量ずつ入れながら混ぜ続けるというダマにならない方法もありますが、
手を動かし続ける持久力が必要です。(爆)

トロミがついたら醤油で味を調えます。味を見て調整ですな。
まあだいたい大さじ半分〜大さじ二杯程度と思います。
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酒を加えても、白出汁を使っても、味の素を入れてもOKと思います。
調整はお好みで。

汁の味が決まったら弱火にします。とろ火じゃなくて、弱火。
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そこへ豆腐とネギを入れました。
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弱火のままゆっくり混ぜます。
豆腐が崩れない様にスプーンの丸まった方で押す様にして混ぜました。
豆腐の中心部は温まりにくいので2分くらい温め続けました。
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中火で温めても豆腐が温まりやすくなる訳でもない感じがします。
まあ中火では鍋底に焦げ付きやすいですし。

これで調理完了です。
どんぶりに盛って完成です。











【食ってみんべ】
見た目がナニなのでカニカマを乗せてみました。
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豆腐が中途半端にぬるい場合はレンチン加熱した方が良いと思います。

味ですが、
どうって事の無い汁物です。(爆)
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感動して盛り上がる様な物ではありません。(爆)
具材も豆腐とキノコだけですし。
昔ながらの素朴な味。

いやしかし、
あっさり上品な味わいで低カロリーなのに満足感があります。
普通のスープや汁物とは違ってトロミ汁は腹持ちがいい気がします。
そして体が温まります。生姜が入ってるからね。

ほんとうの吉野葛を使えば効果が高いかも知れませんな。








野菜を入れる場合も少量で、飾り程度で良いのかも知れません。
豆腐とトロミ汁が主役の料理ですし。
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見た目の貧乏くささに対しアラレを乗せて誤魔化してみました。(爆)
溶き卵をいれると「かき玉汁」ですな。

しかし、
過剰にアレンジすると碌な結果にならない様です。
肉を入れれば濁りますしアクが出ます。
天ぷらの上に掛けても旨そうなんですがパンチが無いので飽きる味?
ご飯にかけると中途半端な中華丼未満。(爆)
はちはい汁じゃなくて、失敗汁。(爆)










まあ豆腐とキノコで何とかできました。
体の芯からじんわり温まる、ほっとする味の汁物、椀物でした。

自己責任にてお願いします。
以上です。









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by ca3080 | 2018-01-16 01:50 | 節約レシピ
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