E-MU 0404USB は計測用途で使えるん?

パソコンに接続するオーディオ・インターフェイスですが最新OSに非対応?
WinXP時代の古い遺物ですが部品取り目的で捨てずに持ってました。(爆)





これを計測用途として使えないか? というのが今回の投稿です。

今まで計測用として使ってきた奴はM-AUDIOのtransit USB という奴で、
それを改造した物ですが、当方の電子工作用途としてはちょっと不満足。
さらに上の、高性能な確認がしたい、という気持ちがありました。

まあtransit USBを捨ててE-MU 0404USBに切り替えできないか?
という話です。

E-MU 0404USBというのは、こんな奴ですな。
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さて、
パソコンの方ですが、OSはWin7で確認しました。
中古品の激安ノートPCで買い取り不可能レベルの無価値な奴。激遅。(爆)
ただしUSB2.0のポートが必要です。

当方の所持品で動作すればOKなので、他の組み合わせは感知致しません。
ちなみに今この文章を打ち込んでいるのはMacBookPro。(爆)











【ドライバ・ソフト】
とうの昔にアップデートも終了していますが、最新版(爆)を探しました。
ふたつ見つかりました。ネット検索したら出てきました。

EMUU_PCAppDrv_US_1_40_00_BETA.exe
EMUU_PCAppDrvFw_L6_1_30_07.exe

ただしUS_1_40_00_BETAの方はインストーラが英語でした。
L6_1_30_07は日本語だったのでこちらを使いました。
試行錯誤で色々試しましたが、どっちでもOKみたい?
判らん。(爆)

インストールするにはE-MU 0404USBをパソコンに接続しておき
ハードウェアを認識させる必要がある様です。

そんなこんなでドライバが入りました。
こういう画面ですな。
e0298562_06480347.png
ここで、Soft Limitをクリックして歪まない設定にします。

Soft Limitはマイク入力時に掛けるソフトディストーションですな。
過入力クリップしても耳障りにならない様に丸く歪ませる機能ですな。
計測用途では不使用ですし歪率が大幅に悪化するのでSoft LimitはOFFにします。

まあWin7でも動くみたいですな。
よかったよかった。











【入力部アンプ+ADCのノイズを確認】
入力端子をGNDにショートさせて無信号時の雑音を確認してみます。
測定の限界レベルを見ておく訳です。
その前に、E-MU 0404USBは裏側にスイッチがあります。
マニュアルをどこかからダウンロードすれば書いてあります。
入力GNDを浮かす(リフトさせる)スイッチ。
こんなの。
e0298562_06581753.png
入力端子をショートさせてGNDに落として雑音を確認したいんですよ。
接地された側に設定します。

その雑音ですが、下図となりました。
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WaveSpectra様にはいつもお世話になっており誠に有難う御座います。(爆)

上図は44.1kHzサンプリングで比較してみました。
おおtransit USBよりも、0404USBの方が12dBくらい良い値ですな。
期待度高と思いたい所ですが、
10kHzあたりに怪しい盛り上がりが!(爆)


192kHzサンプリングでは?
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んー怪しい盛り上がりですが、何か0404USB内部の雑音を拾っている様な?
これは少々困りますな。改造して直さないと使えないかも?

そして192kではノイズシェーピングが出る。
これは当方の改造録音機でも同様みたいです。ちなみに録音機は非公開。

更に192kでは少々雑音が悪化する?
いやいや、もしかしてFFTの分解能かも?
44.1k ÷ 65536 ≒ 0.67Hz
192k ÷ 131072 ≒ 1.46Hz   んー合ってなかったし。(爆)


まあいいや。(爆)
それよりも怪しいノイズですな。
拡大して見てみました。
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やっぱり現状のままではダメっぽい。
改造してノイズ対策したい所ですが、それをGOするかどうかは未決定。











【アナログ出力の周波数特性】
単純にUSB-DACとして動作させましてf特を計ってみました。
バルボルが無いのでオシロの機能を使い出力レベルVrmsを読みまして、
これを表計算ソフトに入力します。

間違っちゃいけねぇ所はVrmsそのものをグラフにするんじゃなくって、
dB換算しないといけませんぜ旦那。
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0dBFS=2Vrmsなので+6dBVが出ています。
その結果をグラフ化しました。
e0298562_08111310.png
良い感じですな。だいたいの測定にはこのまま使えますな。

まあちょっと減衰してますが。
という事でY軸を拡大して見ました。
e0298562_08132659.png
厳密な測定を行う時には引き算をしてやればOKですな。










【アナログ入力の周波数特性】
出力がほぼフラットだったので、それを利用して入力のf特を測定してみました。
結線が下図です。
e0298562_08163292.png
そしてツマミの設定も行います。
1kHz基準でLch/Rchを合わせました。

いざ測定。
e0298562_08172719.png
んー、高域で落ちすぎ。(爆)
出力の方は90kHzでも-1dBに収まってましたから確実に入力側で落ちてます。
入力のアンプ回路もいじる必要があるんかも?(爆)










【歪率】
アナログ出力のDAC部分と、アナログ入力のアンプ+ADC部分、
両方あわせた歪率を見てみました。
0404USBを計測器として使用する場合の測定限界という事になります。
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やはりと言いますか、0404USBの方が良い結果でした。
アナログ入力部のアンプ回路をいじれば少し良くなる可能性もあります。

次に、
レベルを固定して横軸を周波数にした歪特性です。
上の測定グラフからしますと-10dBFSの時が最も低歪率でしたので、
下図グラフでも-10dBFSで測定して見ました。
e0298562_08280560.png
ん〜〜、ちょっと高域が良くないですなぁ〜。
まあ現状はこうなので、今の所はしょうがない。

一応は下図みたいにf特や歪率の測定が可能という事です。
e0298562_08310317.png










【SPDIF接続でDACの測定】
まあ一応ですが、下図の接続にて計測可能の様です。
e0298562_08344782.png
ちょっと癖がある様でして、
パソコン上の設定など若干の制限がある様です。

まずはWaveSpectraの設定。
e0298562_08365858.png
そして、
WaveGeneの設定です。
e0298562_08372909.png
E-MU 0404USBのSPDIFデジタル出力は192kHzには非対応の様なので、
96kHz 24bitで設定しました。

動作させる順番もある様です。
先にWaveSpectraで計測開始してからWaveGeneの波形を出力させるという?
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そんな感じで設定しまして、
自作DACも計測できました。
e0298562_08414966.png
ちなみにですが、
ノイズフロアが低域になるに従って徐々に悪化していますが、
これは当方の自作DACに使っている出力バッファ回路の癖です。
超高音質なFETですが聞こえないレベルの範囲で若干の雑音があります。(爆)
まあ0404USBを使ったら、それが計測できたという事ですな。











【SPDIFから出てこない!】
ところで、E-MU 0404USBからデジタル出力できない事が多い様です。(爆)
再生ソフトが非対応なためデジタル出力できない、という理由?
困りますな。
e0298562_08491304.png
そんな場合の対応策をメモしておきます。
色々忘れそうな面倒くさい内容ですし。

E-MU 0404USBからデジタルアウトを出す方法をネット検索で見つけました。
VB-AUDIO ASIO Bridgeというソフトを使えばOKとの事でした。

インストーラは HiFiCableAsioBridgeSetup.exe
現時点のバージョン1.0.0.7

起動させるとこんな画面が出ます。
使い方がわかり難かったです。こんなもんで時間を食っちまった。
e0298562_08524966.png

えー、設定ですな。
下図の様にしました。(画像をクリックして拡大表示可能です。)
e0298562_08543390.png
まあE-MU 0404USBのデジタル出力は3ch/4chだった様です。
通常のLch/Rchを3ch/4chにも振り分ければSPDIFから出てくるという仕組み?
それをやってくれるのが、このASIO_Bridgeとかいうソフトみたいです。

サンプリング周波数の設定ですが、
各々の再生ソフト等でやるんじゃなくてWindowsの「サウンド設定」で行う様で?
下図の感じで再生と録音両方について設定をしました。
「Hi-Fi Cable Input」と「Hi-Fi Cable Output」ですな。
e0298562_08583324.png
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設定ができますと下図みたいに表示されます。
e0298562_08584425.png
この状態のまま、

下図の例のごとく使いたいソフトを起動しまして、
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入出力を「Hi-Fi Cable Input」と「Hi-Fi Cable Output」に設定しました。

まあ今回は計測ソフトのRealtime Analizerというやつですが、
   いや〜この計測ソフトですが、アップデートしたら動かなくなっちゃって、
   何してもダメみたいでシステムの復元で元に戻して今に至ります。
   当方の環境ではバージョンアップ禁止。(爆)
   よって当方のRealtime Analizerは古いバージョンです。



以上の設定でデジタルアウトが可能になりました。
面倒くさいですな。












【Realtime Analizerでデジタル出力】
一応は計測可能になった様ですが、
ちょっと怪しい感じがしないでもありません。
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E-MU 0404USBの入力端子も何か接触不良が頻繁にあるので、
いつも入力プラグをガチャガチャいじりながら使っているのもナニですし。

ソフト的安定度もある様な? 96kじゃなくて44.1kでも確認してみました。
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何かありそうですな。
この不安定な原因も何とかしないと使えません。
まあ当方の環境要因かも知れませんが。








いやー、
手持ちのボロいE-MU 0404USBを確認してみましたが、
ん〜〜〜ちょっと。イマイチ。
改造できるんかな?(爆)




という事で、
こっちの奴はまだまだ現役で使わなきゃなんない様です。(爆)
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この投稿はE-MU 0404USBを正しく評価した内容ではありません。
何か調子悪いと書いてますし、修理したい気持ちも無いです。
だってジャンク機器だもんね。
それを保管箱から出して確認してみたというメモでした。

他の優秀なオーディオ・インターフェイスがあろうと無かろうと無関係です。
高いし買えないし、買う気も無いもんね。(爆)

そんな感じなので真面目に受け取っちゃいけません。
自己責任にてお願いします。(爆)








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by ca3080 | 2017-09-21 09:42 | 電子工作(一般)
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