クレソンはカイワレ大根に似た味がします。ステーキの付け合わせですか?
いやいや和食に使っても違和感はありません。薬味以外に、煮ても焼いてもOK。 しかも栄養的にも優れていて体に良いらしいですな。 クレソンに関心がある人々は? 男で関心がある人は少ない様な気がします。 んー子供じゃないし、学生じゃないし、新人社員でもないし、年配でも無い… ?…! ふ〜っ。 あぶないあぶない。 【自然のパワーを頂く】 当方ですが、祟られているんだか何だか、調子が優れません。 アヤシイものを避けるにも妙な力が出て行く様で、消耗しました。(爆) パワーを補充したいと思いました。 夏には雑草を食って何とかしのいだんですが、(爆) 寒い時期はどうしよう? 雑草みたいな生命力がある奴を取り入れたいです。 ・生命力が強い生き物は、昆虫ならゴキブリですか?(爆) 当方はゴキちゃんなんか絶対に食べられませ〜〜ん! 気持ち悪い〜〜! ・[生命力が強い] = [枯れにくい、すぐ増える、栄養が優れている・・・] ・市場の流通を経由するとパワーが落ちて効果も薄〜い感じがします。 あまり人間の手が掛かっていないイキイキした奴を、採りたてで頂く。 ・今の寒い時期でも何とかなって、上記の条件に合うものは? クレソンが良さそう! クレソンは寒冷な気候を好む植物です。寒い中で調子良く増える生命体ですな。 クレソンを食べれば体も温まって調子が良くなるかも? イキイキ伸び伸び生えてるやつを、その場でもぎ取って、 採りたてを食って元気になりた〜い!(爆) という事で、栽培してみました。 【天然物は危険】 クレソンはセリ等と同じ様に水場に生える植物ですが、 天然のクレソンはヤバい寄生虫がとりついている可能性があります。 肝臓を食い荒らす危険な寄生虫です。検索はお勧めしません。 しかもクレソンに取り付いている幼生はバクテリア程度の大きさなので 目に見えません。 セリは煮ておひたし等で食べるから天然物でもOKですが、 クレソンは生食が多いので危険ですな。天然物は避けましょう。 まずはスーパーで売っている安全なクレソンを買って来まして、 それを自宅で増やしてみようと思います。 【部屋の中で水耕栽培】 いつでも、真夜中でも採取できます。室内なら虫も付きませんし衛生的です。 食べたい時に、そのままもぎ取って食べれば超新鮮ですな。 しかし、土を部屋の中に持ち込みたくはありません。 腐葉土にはトビムシが生息していたりしますし、家の中で増えると困りますし。 蛾の蛹なんかも入っているかも知れません。 土を使わないなら、水耕栽培です。部屋の中でも問題ありません。 1週間〜半月くらいで水を交換すれば常にきれいです。 (2017.03.04追記→ ついでに容器も交換できれば更にきれいです。) クレソンは水辺で育つので好都合です。 肥料を買うお金が必要な所が欠点ですが、まあ大した額ではありません。 【仕入れ〜発根の準備】 上記の通り生でも食べられる安全なクレソンを入手しました。 スーパーの地場野菜コーナーに置いてありました。 いつもクレソンが置いてある訳ではない様です。たまたま売っていた? こんなやつ。 ![]() ちょっとヒョロ長いですな。もやしっ子みたいに弱そう。(爆) これをそのまま食ってもパワーの補充には足らない感じがします。 さて、丈夫そうな4本を選んで、水に浸かる部分の余計な枝を切りました。 すでに根っこが出ていましたね。 ![]() これの末端をカッターナイフで切りました。 切り花と同じですな。水の中でスパッと切ると水をよく吸うらしいです。 ![]() とりあえず根っこが出るまで小瓶で何とかしようと思いました。 固定するためにスポンジを使います。 スポンジの技はよく知られた方法ですな。 ![]() ![]() 肥料を与えなきゃならないんですが、 こういう畑用の固形肥料は向いていない様です。伸びが悪い様です。 水耕栽培用には買わないでください。 ![]() 年季が入っていて色あせしてますが、あまり使っていませんね。 実際に使う肥料はちょっと下に詳しく記載します。 まあ肥料を入れたとして、しばらくは水も吸いにくく、しおれちゃいます。 それを緩和するためにビニール袋をかぶせました。 ![]() 日光が当たると余計にヘニャヘニャになっちゃいます。 根っこが伸びてくるまでこんな感じですな。 ![]() さて肥料が駄目だったので2週間掛かりました。 葉っぱも駄目になった所が多く、切り取りました。 ![]() 恐らくはクレソンだから生き残っているんでしょう。生命力が強いです。 強いから枯れにくく簡単に栽培できるという事ですな。 テキトーな肥料でも、もうちょっとイケるかと思いましたが駄目みたいですな。 しかし、いくら生命力が強いと言っても肥料が駄目なら育ちも悪くなるという、 そういう事ですな。 まあ肥料が良ければ、2週間くらいで既に植え替え作業に移る感じでしょう。 そんな訳で、植え替え作業の前に、 次は最適な肥料の話です。 【液体肥料の話】 液肥です。ハイポネックス。 これだけでOK。無敵です。 ![]() ホームセンターに売っています。園芸コーナーの人に聞けばOK。 大きいボトルは800mℓ。 15年経っても劣化しないらしいです。 メーカーのQ&Aページにそう書いてありました。 キャップを締めて納戸に保管していましたが、当方宅のやつは6年以上経ってます。 使い切るのが大変。やっと無くなるかも?という所です。(爆) 小さいボトルは160mℓなので、今回はこっちを買い足しました。 使い切らない理由はほんのちょっとしか使わないからです。 週に1回、1ccづつ使う程度なら800回分ですから、15年分ですな。(爆) 肥料が濃すぎると逆効果なので用量を守った方がいいですな。 作物がヒョロッと伸びすぎちゃって、弱くなります。虫も寄ってきます。 栄養過多にすると水も腐りますし。 【ハイポネックスの希釈】 ハイポネックスの希釈ですが1000倍に薄めます。 瓶の大きさから、水の量を100mℓとします。 100mℓ÷1000倍=0.1mℓ ハイポネックスを0.1mℓだけ瓶に入れます。(爆) これをスポイトで測るのも困難と思います。 1滴が0.05mℓくらいらしいので、2滴を入れればOK。 当方はこんな感じで計量しています。 ![]() ボールペンはパイプの収納用ですな。 ![]() これで1000倍希釈液です。うっすら水色の様な? 少ないくらいがOK。入れすぎ逆効果。 こんだけしか使わないから ハイポネックスは中々減らねぇんですよ。 【植え替え】 肥料をハイポネックスに変えて1週間が経ちました。 最初から数えて3週間後ですな。 ![]() ハイポネックスは効くねぇ〜。 スーパーで買って来た時は細くヒョロ長かったですが、 ハイポネックスのお陰か何か、すいぶん太くしっかりしてきました。 ![]() これを植え替えしました。(爆) ![]() 4本あります。 植え替えした容器は2リットルのパックですが、 満杯まで水を入れるとあふれると思いますので、1リットル程度でしょう。 次からはハイポネックスを1リットルの水に薄めなきゃいけません。 【1cc計量器】 希釈率は同じです1/1000ですな。水が1リットル。 1リットル÷1000=1ミリリットル(1cc) まあスポイトを買えば良いんでしょうが、 ハイポネックスのボトルからスポイトで吸うのは非常に作業しにくいです。 1cc計量器を作りました。 まずはボールペン。 ![]() キャップを使いました。 ![]() そして寸法の調整と、余計なゴムを外して捨てました。 ![]() 体積が 1cm x 1cm x 1cm で1ccですな。 キャップの先がすぼまっている円錐みたいな形状です。 まあ大きく違わなければテキトーでOK。 針金で取っ手をつけました。 ![]() いざ計量。 ![]() 1ccですな。 ![]() ハイポネックスのキャップに一旦入れて、そこに水を入れて薄めてから 栽培容器に流し込んだほうがやりやすいかも知れません。 心持ち薄〜い水色になりました。 ![]() 窓際に置いて1週間を待ちましょう。 【はじめての収穫】 えー、植え替えしてから1週間。最初から数えて1ヶ月が経過しました。 増えるのが早いですなぁ〜。 ![]() 少し収穫してみました。 ![]() 洗いまして、 ![]() 冷奴! ![]() タレは市販の白だしをそのまま掛けました。しょっぱいからちょっとだけ。 それとごま油ですな。 ![]() カイワレ大根と同じような味です。 辛味はカイワレよりも少ない感じです。 日光が強く当たれば辛味に変化があるかも知れません。 んー、そして? メカジキのソテー! ![]() 味付けは塩コショウとポッカレモン100です。 メカジキを焼いた時に出た脂をクレソンに絡めてみました。 けっこう合いますな。 ![]() ステーキの付け合わせにピッタリというのも納得です。 シャキッとしてさっぱりします。 【さらに1週間後】 早いですな。あっと言う間にモジャモジャです。(爆) 生命力が強いですなぁ〜。 ![]() 軽く収穫後。 ![]() ほぼ1人前。 ![]() カイワレに似ている味という事で、 カイワレというのは大根の芽ですな。 つまりクレソンは大根の葉っぱみたいに使えるんかも? 味噌汁に入れてみました。 ![]() 生の状態でも固いとかはありませんし、煮すぎるとクタクタになりそうなので、 火を止める寸前くらいに投入しました。 ![]() おっ? シャキシャキした歯ごたえが大根葉に似てますな。 特に臭いもなく癖もなく、味噌汁の具として非常にマッチしています。 細いコマツナみたいな感じですな。 違和感は全く無し。昔から食べていたかのような馴染み具合。(爆) つまりクレソンは、 日本食にもピッタリで、何にでも使える普通の野菜でした! 寒さには強いですが、夏まで保つかどうかは判りません。 栄養満点みたいだし、良いんじゃない? 2017.05.26 以下を追記。 クレソンの生命力を確認! 茎のこんな切れ端を3本用意しました。側枝の部分が無いと駄目ですよ。 側枝の根元から脇芽が出てくるので、それを育ててみました。 ![]() 数日後、 脇芽が出てきましたね。 ![]() 元の切れ端が腐敗してきました。 何かハイポネックスは1/2000希釈液くらいの薄い方が良い感じかも知れません。 ![]() 気温も高く腐りやすいです。1週間未満で液肥が濁ってくる様です。 濁りに気づいたら容器をよく洗って液肥を交換しました。 クレソン自体も指でこすりながら腐った部分を水で洗った方が良いと思います。 ![]() 脇芽の部分だけ残っています。 他の2本も元の切れ端は崩壊しつつあります。 ![]() ![]() キッチンペーパーを下に敷いてみました。 キッチンペーパーに根が絡めば茎も上に伸びる事でしょう。 ![]() キッチンペーパーに根っこが絡んで枝も上に伸びてきました。 何か直射日光は当てない方が調子が良い様です。 直射日光に当てて高温になると葉っぱの周囲から枯れちゃうみたいですな。 気温が低ければ直射日光もOKなんでしょうが、5月以降は暑すぎる様です。 ![]() おぉ〜だいぶ育ってきましたよ! ![]() 伸びてきましたぁ〜! キッチンペーパーも崩壊しましたので取り去りました。 容器からはみ出して育ってますから土台のキッチンペーパーも不要ですな。 もうちょっとしたら3本は個別の容器で育てた方が良さそうです。 いやしかしヒョロ長く育ってまして、葉っぱも小さい。 暖かいから? 直射日光に当てないから? 品種の違いかも? わかりましぇん。 ・・・ 生命力って凄いですな。 2017.06.12 以下を追記。 つぼみが出来まして、とう立ちしそうです。 そして梅雨の時期になるのでプランターに移し変えました。 夏になりますと外も暑いですが、風の通らない屋内はひどく暑くなります。 たぶん屋外の北向きの日陰が良いんじゃないかと思います。 水やりは毎朝やらないと駄目かも知れませんな。 ![]() 春に比べると見た目が綺麗な柔らかい葉っぱも少ないです。 よって食べられそうな箇所も多くはありません。 2017.06.17以下の追記。 固い葉っぱを捨てて、細い弱そうなやつも摘み取りました。 そのうちの2本は小さな白い花を咲かせました。 そして一回だけ収穫しましたが、まだまだ元気に育っている様です。 ![]() アーモンド小魚に入っていた乾燥剤です。(爆) クレソンにはアルカリ土が良いらしいので石灰をまきました。 2017.07.30以下の追記。 夏真っ盛りですが、相変わらずモジャモジャです。(爆) 毎朝の水やりは続けています。 7月初旬に赤いハダニが湧いたのでハダニ専用スプレーで殺りました。(爆) それからはカメムシが1匹来たくらいで、他の虫は寄ってこない様です。 ![]() 丸い大きな葉っぱの品種は全部枯れてしまった様です。 ![]() マダラ模様のクレソンは暑さに強いのかも知れませんな。 数本を収穫してみました。 ![]() この苦味は農薬の味とは違いますな。(爆) 情報を集めてみますと、どうやらクレソンは夏に苦味が強くなる様です。 んーこれは生では食べられない程の苦味ですな。 炒めちゃえば苦味が和らぐので、 暑い間はそうやって食べるしかありませんな。 2017年の12月16日です。下記を追記します。 6月からプランターへ植えまして、水やり以外は面倒も見ずに放置状態で、 たま〜に食べられる部分を収穫したりして今に至ります。 ![]() 気温の関係なのか乾燥なのか? 茎はもとより葉っぱまで紫色掛かってきました。 水やりを忘れちゃう日もあるので枯れ掛けているとも言えます。(爆) 更に青い葉っぱの部分は収穫して食べちゃってますから無くなっちゃう。(爆) 同じ水やり頻度でも隣のアサツキはピンピンしてますし。 プランターのクレソンは水をやらなければ全滅すると思います。(爆) そんな状態なので、青々した元気な一株を水耕栽培に移しております。 ![]() 茎が紫色になってまして、太いです。(爆) 冬場の乾燥にも生き残った強いやつだと思いますが? いやや? もしかして? こいつは夏場に枯れちゃって消滅したと思った丸い葉っぱの品種? そして現在プランターで葉っぱが紫になったのは夏場に元気が良かった品種? 2種類あるんかも?? んーわからん。 まあいいや。 こんな感じで冬場は水耕栽培に移行した方が良い様にも思います。 あとは当記事の上の方から繰り返しになりますので追記は無いと思います。 以上追記でした。2017.12.16。 。 ■
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by ca3080
| 2017-02-25 11:24
| 野菜作り
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