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梅酒を仕込む 2015年版

今年も梅酒を漬ける時期がやって参りました。
元気に行ってみよー!

【1年経過】2016.06.04 最終評価で御座い〼。→1年後の所で開く




1年後にジャンプ↓


梅酒を仕込む 2013年版 ← ここから始まった。
梅酒を仕込む 2014年版 ← 右往左往で大ブレ。色々と判った事がある。
梅酒を仕込む 2016年版 ← 濁りもなく成功だが色が薄い。工程も面倒。

梅酒を仕込む 2017年版 ← 大切な事が判りました。また一歩前進。




2015年版になっても暗中模索でして、良い結果が得られるかどうかは不明です。
ですが例年の出来具合を見ますと、まあまあ悪くない結果でした。
つまり少々変な事をやっても失敗する事にはならない?そういう事かも?(爆)
かる〜い気持ちでチャレンジしましょう!



【材料】
今年も同じ分量です。
 ・ホワイトリカー1.8ℓを2パック用意。   ひとまずは1パックを使用。
 ・青梅1kg   青梅である理由は好みです。酸味が強い味に仕上がります。
 ・氷砂糖1kg   全部使いますが、最初は入れません。

砂糖が余らないのが特徴です。ホワイトリカーの余りは、飲んじゃう。(爆)
今年の梅は若干ですが黄色味を帯びている物もあります
梅は楊枝でヘタをほじくり取ってから、軽く洗って乾かします。。
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【2015年版の計画】
2013年版と、2014年版の中間ぐらいを狙ってみようと思います。

①最初の2週間
 砂糖無しで、ホワイトリカーは1.8ℓで漬け始める。
②2週間目以降
 砂糖を1/3加える。約330gですな。
③3週間後くらい
 溶けた砂糖をよく混ぜようと思います。
④1ヶ月後
 さらに砂糖を1/3加える。合計で660gを投入した事になります。
⑤以降繰り返します。

砂糖とホワイトリカーを全部投入し終わるのが7月末くらいでしょう。
様子を見ながら方向修正もあるかも知れません。




【漬け始め初日〜3日後】
そんな訳でして、
青梅1kg、ホワイトリカー1.8ℓを瓶に入れます。砂糖はまだ入れません。
下図は初日です。
この瓶を納戸などの暗所に保存します。冷暖房があたらない自然な温度の場所です。
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そして2日目ですな。梅の緑色が抜けました。
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3日目です。ほとんど変化はありません。採光の具合で色が違って見えるだけです。
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例年通り、この続きを記録して行きたいと思います。




【1週間後】2015.06.14追記。
変化が無い様にも見えますが、酒に色がつきはじめた? そんな感じ。
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来週には砂糖を330g投入してみる予定です。




【2週間後】2015.06.20追記。
まずは観察ですな。やっぱり色が付き始めています。砂糖を入れないと色が出る。
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そして砂糖を投入します。
氷砂糖は1kgで売っていますが、1/3を加えます。約330gですな。
液がはねますから、オタマを使ってやさしく投入します。
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砂糖を入れた翌日です。もう溶けちゃった。(爆)
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梅は水面まで浮かび上がってはいません。
梅の下側には濃い砂糖液が淀んでいます。
このまましばし放置。混ぜるのは1週間後の予定です。



【3週間後】2015.06.27追記。
砂糖を入れて1週間が過ぎまして、下図の感じです。あまり変わりません。
若干ですが梅が沈みつつあります。
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つまり砂糖を入れてから液体に色が付いたのではありませんよ!という事です。
砂糖を入れる前にアルコールに色が付いて、そこに砂糖が溶け込んだ訳です。
瓶の下側は濃い砂糖の層が淀んでおりまして、
砂糖の影響があるなら瓶の下側はもっと濃くなっているはずです。

今回はこれを混ぜます。菜箸でぐりぐり梅を回してみました。(爆)
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ちょっと濁りました。砂糖無しで35°のホワイトリカーだけで漬けると、
色も出ますが濁りも出るという事ですな。

どの段階で何グラム砂糖を入れたら良いのか? 難しそうですな。
あと10年くらい実験すれば判るかも?(爆)

梅は水面に触れている物もあります。
次回はまた1週間後に砂糖を330g投入する予定です。





【1ヶ月後】2015.07.05追記。
砂糖を入れて1週間放置してから混ぜまして、更に1週間後です。
浮いていた梅が沈みかけて来ました。
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梅に砂糖が浸透するから梅も沈むんでしょう。たぶん。
砂糖の染み込む具合も良い感じなので、梅も早く沈むのかも知れません。
最初の段階で全部の砂糖を入れちゃう方法とは少々違う経過かも?

そして更に、330gの砂糖を追加しました。
フタを開けますと、けっこう梅酒らしい香りも感じられる様になってきました。
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まあこれも1〜2日で溶けきっちゃいます。
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今度は梅も水面までは浮かばない様です。

砂糖はまだ330g残っています。
ホワイトリカーも瓶の首の所まで加える予定です。
経過観察を継続中。




【1ヶ月+1週後】2015.07.11追記。
砂糖の分量は合計で660gを当入し終え、普通の梅酒と同じ濃さになっています。
下図は現状ですが、梅の上側は更に色が濃くなりました。
梅の下側は溶けた砂糖が淀んでいる層ですな。先週と同じ濃さと思います。
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フタを開けた段階で、もう本格的な梅酒と言った香りを感じます。
けっこう漬かるのが早い感じがしますな!
この淀んだ砂糖をまた菜箸で混ぜました。今回はあまり濁りません。
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次週は残りの砂糖330gを投入しますが、
恐らくホワイトリカー1.8ℓに対して砂糖が合計で1kgとなりますから濃過ぎます。
よって、更にホワイトリカーを瓶の首まで足し入れようと思います。




【1ヶ月+2週後】2015.07.18追記。
地味〜〜に継続します。飽きずに確実に予定通り実験するのがポイントです。(爆)
砂糖を追加しつつ撹拌しながら徐々に濃くなってきました。
さて、観察ですな。
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梅が沈みつつあります。
砂糖の量を徐々に加えて、徐々に撹拌する手法はけっこう有効かも知れませんな。
梅がプカプカ浮き通しという事にもなりませんし、砂糖も馴染んできている様です。
液の色もけっこう濃くなってきました。

そして砂糖を追加します。フタを開けるともう完全に梅酒の香りです。
今回の330gを追加して、合計1kgの砂糖を全投入した事になります。
氷砂糖は一袋を使い切った訳です。あーよかった納戸が空くわ。(爆)
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このままでは砂糖が濃過ぎる状態です。
ホワイトリカーを追加します。瓶の首の所まで入れました。
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次週は溶けた砂糖及び上側のホワイトリカー主成分の層を完全に混ぜまして、
その後はひたすら放置ですな。

余ったホワイトリカーは?
もちろんチューハイにして飲んじまうのよ♡





【1ヶ月+3週後】2015.07.25追記。
先週は砂糖とホワイトリカーを最終投入しまして、その後の観察です。
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瓶の上側はホワイトリカーを追加した層ですな。砂糖が薄い層です。
梅も沈み易いでしょうし、更に色が濃くなってます。砂糖が薄いと色も出易い。
瓶の底は濃い砂糖の層です。
合計で1kgを投入しましたから流石に濃過ぎる感じなんでしょう。溶け残ってます。

今回はこれを混ぜます。菜箸でぐりぐり梅を回しました。
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ある程度の砂糖が溶けていれば混ぜても濁りが出にくい様ですな。

けっこう良さげに香りもあって色も濃くなってきました。例年よりも早いです。
梅が浮いたり沈んだり、人生ですな。
少々もてあそび過ぎている気もしますが。(爆)





【2ヶ月後】2015.08.02追記。
混ぜてから1週間後です。漬け始めてちょうど2ヶ月です。
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梅はほぼ沈んでいます。1個だけ浮遊中。(爆)
材料はすべて投入し、砂糖も完全に溶けて混ざっています。

良さそうにも見えますが、まあ見かけ倒しという可能性もありまして、
梅エキスの抽出としては最良ではないかも知れません。
試行錯誤中ですから、そういった疑念もメモしておきます。

あとは放置観察するのみ。この後はあまり変化も無いでしょう。





【3ヶ月後】2015.09.06追記。
いい色になってきましたよ。まあ色だけでは判らないんですけどね。(爆)
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この後の続きですが、これ以上の見た目の変化も無さそうですな。
次は年を越しての正月かな? その更に後は来年の5月末ですな。





【約半年後】2016.01.03追記。
徐々に濃くなってきました。
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どんな色合いなのかサンプルを採取しました。
下図の真ん中が今回の「2015年版〜半年」の物です。
色合いはまだ薄いという事が判りますな。やっぱり1年間漬けましょう。
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そして味見です。
2015年版は漬け込み途中ですが、けっこう完成度が高いですよ。
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2013年版にかなり近い感じです。酸味も香りもかなり良い感じ。
このまま完成でも良さそうですが、比較するとやっぱりマイルドですな。
もう半年漬けてどうなるのか?特徴のある良い味が出てくるのか?
行き過ぎてエグ味が邪魔になるのか?
結果を出してみないと何とも判断できません。







【1年後】2016.06.04追記。
2015年版の漬け込み完了。最終評価をしてみようと思います。
瓶の状態です。色は1月に確認した時と変わっていない感じです。
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これをペットボトル等に移し変えました。
うほほ完成だ! おもわず笑顔になります。
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いっぺぇ飲めるでぇ〜!(爆)

さて、改めて色合いを評価してみます。
2013年版からのサンプルと並べてみました。
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2013年版は色が濃いですな。
2014年版以降のやつは同じ色合いに見えます。
2015年版の半年漬けと1年漬けはやっぱり同じ色みたいですな。

味の方はどうなんでしょう?
色は半年前から変わらないので、味も変わらないんでしょうか?
できたばかりの2015年版を味わってみます。
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んー? 半年前よりも複雑な、より梅酒っぽい味になってますよ?
半年前の小瓶のやつを飲んでみますと、
半年前のは酸味も特徴も薄い、甘いだけの単調な味ですな。

やっぱり1年間漬け込むことでいい感じの酸味とか、
パンチのある特徴(強すぎるとエグ味になる成分)がでてくる様です。

2013年版も飲んでみました。色がちょっと濃い目ですな。
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2013年版の味ですが、今回の2015年版と非常によく似ている味です。

じっくり比較しますと2013年版は甘みが後味として残る感じ?
2015年版は酸味が後を引きますな。少し爽やかです。
香りも2015年版の方が若干だけ華やかな感じがします。
ん?
逆に2013年版の香りが抜けたんじゃねーんかい?
2年経ってるのを忘れる所だった。(爆)

まあいいや。
エヘヘ。大成功みたいですな。ヤッター!

また次回に活かせる様にサンプルをとっておきます。
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右のペットボトルは2013年版を残したやつです。味見の基準用です。
2013年版を飲み干さない様にするのが大変です。要自己管理。(爆)


次は梅の実を評価してみます。梅の実にシワはありません。
何個か食べてみました。
4割くらいが丁度良い硬さで上出来な感じです。(爆)
6割はちょっと柔らかすぎっぽいな〜。皮の部分は普通だけど、中が柔らかい。
半分に割ってみました。
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実が柔らかいので種にまとわりついてますな。
「割る」という感じじゃありませんでした。

柔らかいやつは硬めの桃みたいな食感です。(爆)
検討項目だなコリャ。





2015年版、あー出来たね、出来ましたよ。
変な事してますが失敗していないのが有難い。
色々と試行錯誤するのも面白いです。

そして、けっこう完成度が上がってきました。
香りが良くておいしいです。
氷を浮かべて炭酸割りにするのが旨いですなぁ〜。
市販品の梅酒を買うよりも楽しめる感じがします。




自己責任にてお願いします。
以上です。




梅酒を仕込む 2013年版 ← ここから始まった。
梅酒を仕込む 2014年版 ← 右往左往で大ブレ。色々と判った事がある。













by ca3080 | 2015-06-06 10:25 |  ┣のみもの
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