某機でDSDを再生してみんべ

某市販機を用い、正弦波などのテスト信号を見てみました。




【市販USB-DACの絞り込み】
世の中にはたくさんのハイレゾ対応USB-DACが売られています。
しかし店頭で試聴するのも限界があります。
店員に顔を覚えられない様に、程々にしないといけません。(爆)
ネット上で第三者様のレビューも見られますがご参考程度ですな。
当方のブログもご参考程度でお願いします。(爆)

即断して○×判定できれば楽でしょう。
空間再現能力で判断すれば、ほとんど×。絞り込みも楽です。(爆)
良さそうな物は残るでしょうか?
マ社のアレは他社の機種よりも良い様な印象がありました。
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アナログ部がディスクリートの様ですが、チップTrだし。AXALカーボン抵抗?
当方としましては勉強になる所も少なそうです。
DSDには対応できても、当方のお財布が対応できません。(爆)

安物買いの銭失いになるのは嫌ですが、
安い奴で良さそうなのは無いの?(爆)
平べったくない音で、少々は空間再現ができるやつ?
デ社製の某機ですが、競合他社の中では良い方かも知れません。
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当方の記憶で判断しますと、
マ社のアレよりボケ音の気がしますが、価格差ほどの大きな差も無い様な?
1年落ちなので4割引ですし、ア○○○○ドAL32プ○○○○○グですか?
DSD以外にも勉強になりそうですな。
また、
検索して基板の写真を見ますと、デ社の某機マ社のアレも何か似てます。
電解コンも両社ともにエルナーですな。下図は解読表です。(爆)
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出力カップリングは電解φ10? そしてアナログ部の抵抗は5mmのカーボン?
ん〜ま〜、オモチャにはなるかも?(爆)




【デ社の某機を試聴】
当方の自作DACはspdif光接続、ジッタクリーンOFFで勝負しました。(爆)
あらゆるサンプルレートとモードを駆使してデ社さん優位の条件を探しましたが、
デ社さん残念。(爆)
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RCA出力→自作2Wアンプ→スピーカーで聴くと歴然でした。
市販であの価格でOP-AMPと電解コン構成ですから頑張った方ですよ。(爆)
やっぱりアナログ回路や部品で決まっちゃう所が大きいんじゃないでしょうか。

下記はあくまでも当方の自作DACと比較した場合です。
  某機は高音はキツい音ではありませんがカスレが残ってますな。
  低音も出ている様に聞こえますがユルユルですな。
  恐らくですがボーカル帯域は嫌な音がしない様に頑張ったんでしょう。
  でも、電解コンの粉々音があります。伸びと実在感と艶はまだ足りません。
  左右も少し狭いです。奥行きも真ん中に寄って近いです。

市販の同価格帯で比べればけっこう良い方でしょう。
20年前に売られていた機器などから比べればすごく良くなったと思います。
これだけ差があると言う事は、マ社のアレもアレレでしょう。(爆)

当方の自作ですが、
あ〜井の中の蛙じゃなくて良かった。(爆)



【そして今回のメイン記事は?】
DSDの波形をオシロやスペアナで測定してみました。
Winで操作しました。
再生ソフト:foobar2000
波形発生器:WaveGene
PCM→DSD変換:AudioGate3

MacでAudirvana Plusを使って試聴していましたら、
お試し期間が終わったので破棄しました。当方は不使用です。(爆)
リサンプルはiZotope、ジッタ対策は自作DACで何とかなっておりまして、
Audirvana Plusを使う恩恵も感じませんでした。
(Audio Midi設定を立ち上げサンプルレートを監視する必要がありますが。)
ジッタの影響を受けやすいDACなら有効かも?




【① 0dB出力レベル】
メーカーや機器にも依りますが、出力レベルが大きいやつが多いですな。
公称値は2.0Vrmsですが、スペック±20%でOK範囲という解釈かも?
わざと狙ってやっているんでしょう。(爆)
DSDの方がちょっと大きく、ノイズシェーパーで波形がギザギザしています。
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まあ普通に音楽を楽しむなら問題ありません。
しかし、音質比較する時には1.8dBの差は大き過ぎです。
計測器で0dBのレベルを合致させてから比較する必要があります。



【② サンプルレート変更時の怪】
DSDの前に、某機のPCM出力で気になった所。
ひとつの96k24bit音源をダウンサンプルし、44.1k16bitのファイルを作ります。
これを比較試聴しました所、
フワッと奇麗目に広がる実在感が薄い音に対し、艶が乗ったり濃くなったり?
ずいぶんと音質の変化が大きいですな。
サンプルレートの差じゃない異様な音質差があります。
(当方の自作DACでは某機ほどの音質差はありません。)
トリックがありそうです。
その差が何なのか見てみました。
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 ※追記2015.03.26 WinでASIO不使用時の波形です。他にも色々癖あり調査中。

サンプルレートに合わせて、デジタルフィルタの特性も切り替えてますな〜?
組み合わせは固定です。サンプルレートに応じて上図の様に自動設定されます。
トリックの正体はデジタルフィルタでした。
デジフィルつまり、ア□AL32プ□なんでしょうか?
この辺は後日に掘り下げてみたいですな。

こういう小細工は某社じゃなくて他社もやっているかも知れません。要確認。
まあ普通に音楽を楽しむなら問題ありませんよ。(爆)
CDとハイレゾはこんなに違うんだ〜 とか。
好都合に勘違いして楽しめるかも?(爆)




【③ DSDは95kHzまで伸びている】
Winで波形出力させるんですが、WaveGeneから直接DSDを出力できません。
196k24bitでテスト信号のwavを作成し、これをAudioGateでDSDに変換です。
変換後のファイルをfoobar2000から出力します。
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某機のディスプレイにてDSDである事を確認。
さて、
10kHz矩形波で波形を見てみようと思います。
DSD2.8MとDSD5.6Mにはどんな差があるんでしょうか?
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オヨヨ似た傾向ですな。でも矩形波の傾きが違いますか?
10kHz矩形波に対し、リンギングは9個観察できますから90kHzですな。
DSD5.6Mは90kHzまで伸びているとして、
DSD2.8Mの方は90kHz出力が可能なんでしょうか?
正弦波を出力して確認してみました。
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DSD2.8Mでも95kHzまで伸びてますな。ただし振幅は減衰しています。
それ以上に伸びているかは確認不能です。(196k24bitから変換なので。)
まあとにかくDSD2.8Mでも高い方まで伸びているという事です。




【④ DSDはノイズが多い】
SACDや⊿Σ型1bitDACも同様ですな。聴感上は目立たない様になっています。
-50dBくらいの音量ではノイズに埋もれてしまう訳ですな。(爆)
下図の3波形はいずれも同じ-50dBの正弦波です。
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このノイズですが、周波数成分はどんな具合なんでしょうか?
下図はパソコンのオーディオI/Fで取り込んでスペアナで見てみました。
DSD5.6Mでも、12kHzあたりからノイズの盛り上がりが見られます。
それ以下の帯域にはノイズがありませんので音としてはノイズを感じない訳ですな。
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DSD2.8Mでは25kHzあたりでぐっと盛り上がりますな。
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更に上の帯域も見てみました。APB-3を使用しました。
顕著な差があります。
DACの後でLPFを通過していると思います。OP-AMPでLPF回路を組んでますな。
OP-AMPで数百kHz帯域でLPF?
エッヘヘヘ? OP-AMPの超高域では混変調とか大丈夫なんでしょうか?(爆)
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ちなみに当方の自作DACでも少しノイズシェーパーが乗ります。
当方の自作DACはLPFが-6dB/octなのでフィルター効果も少ないでしょう。
下図の感じです。まあ⊿Σ1bitDACではありませんから少ないと言えるでしょう。
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(これより上の帯域ですが、自作DACにつきましては過去記事に掲載しました。)




【⑤ CDからDSDに変換して意味あんの?】
44.1k16bitの音源をDSDにアップサンプルして聴く恩恵はあるんでしょうか?
4kHz,-3dBの矩形波をDSDに変換して見てみました。
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A⇔Bの波形が反復しますな?
それ以外は普通の、リンギングタイプのデジタルフィルタですな。
こうなるのはAudioGateで変換した時の癖です。
変換後のDSDファイル→192kのwavファイルに再変換してみると同じ波形です。

別の観点ではどうでしょう?
低周波の微少信号を見たいと思いました。
いわゆる小レベル信号の量子化歪みです。階段波になっちゃう状態ですな。
それをオシロで確認するにはDSDのノイズが邪魔です。
更にオシロ単体では振幅が小さ過ぎて観察できません。
よって下図の様に計測ツールを使用します。
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上図の接続を用い、
正弦波100Hz,-85dBの信号をPCMで作り、DSDに変換して再生してみました。
左が24bitファイル→DSD。右が16bitファイル→DSD。
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*元が24bitの方は怪しい歪みが見えます。
 これはDSDの特性じゃなくてDAC後のOP-AMPによる高周波歪かも知れません。
 まあ某機だけの現象かも? という疑いですな。(爆)
*元が16bitの方は階段波にならず、少し丸くなってますな。
 AudioGateで24bitのwavに変換しノーマライズを掛けてみても階段状です。
 よってAudioGateの効果ではありません。
 ア□AL32プ□の効果なんでしょうか?
 DSDだからこうなる訳では無いと思います。

比較としまして、PCMファイルの再生も見てみました。
下図の両方とも某機を使いまして、16bitファイルを16bitで再生させます。
左がUSB接続で再生。右はspdif光で接続。
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 ※追記2015.03.27 DirectSoundの場合が左の波形。ASIOを使用した場合は右。
   当方所持のMacBookProでは右の波形になる様です。只今調査中。

*USBにて16bitファイルを16bitで再生する場合はごく普通の波形です。
 USBからの再生では微少波形が補正されませんな?
 ア□AL32プ□は無効という事でしょう。
*spdifから再生した場合は階段が斜めになってますな。
 spdifならア□AL32プ□が有効という事でしょう。

つまり、44.1k16bitのファイルをDSDに変換して聴いた場合、
・リンギング型のデジタルフィルタが掛かり、その音がします。
・⊿Σ型1bitのDAC動作になるので、⊿Σ型1bitDACの音がします。
・某機ではア□AL32プ□が動作する様です。
   微小な波形が少し滑らかになりますが、DSDの効果ではありません。
   情報量が増えて聞こえるのはア□AL32プ□かも知れません。

以上の様な変化は感じるでしょう。
音質変化に惚れ込んじゃった人以外は無用と思います。(爆)
最も効果を確認できる所は、
44.1k→DSD変換するとHDD容量を食いつぶされます。(爆)




【DSDの音質傾向?】
最後にDSDの音質ですが、
DSDは⊿Σ型1bitDACの音そのものですな。SACDです。
紗が掛かって奇麗に見えるイメージです。美しく霞が掛かる様な感じです。
よって音像は薄く弱くなりがちです。くっきりはっきりの音は苦手の様です。
リアリティが少し減りまして、これは夢の世界。(爆)
わずかに音が滲む事によって広がりがある様に聞こえるのかも知れません。
以上の音質評価ですが、
すべては当方の思い込み勘違いです。信じてはいけません。(爆)





記事の内容は鵜呑みにせずご自身で実験評価して下さい。
当方はめんどくさいので一切サポート致しません。(爆)

以上です。
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by ca3080 | 2015-03-21 10:04 | オーディオ&電子工作
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