直列型アッテネータの計算

原理は簡単です。頭の体操です。
可能性に挑戦したい勇者の方はご参考にどうぞ。(爆)



【基本の話】
抵抗を直列にして、分圧点から出力を取り出すアッテネータですな。
基本は抵抗2本の分圧回路です。非常に簡単です。
e0298562_21502545.png

例えばR1=Rn ならレベルが1/2に下がります。-6dBです。
ここから発展させればアッテネータの抵抗値を計算する事が出来ます。


【具体例】
実例を示しながら計算してみましょう。
ここでは10kΩのボリュームを作成してみます。
スイッチ1ステップごとに-2dB減衰する事と致します。
e0298562_21573231.png

ここまでは単純に抵抗2分圧の回路で面白味もありません。

次段の定数を求めてみましょう。上記のRnを使います。
e0298562_21594392.png

ここで重要なのは、合計の抵抗値が変わらず10kΩである、という事。
更に、最初に求めた1段目の-1.938dBに変化が無い事です。
前回の計算結果に影響がありませんから、段数をどんどん増やせる訳です。
ステップZの値だけでジャンジャカ行けますな。

続きを計算してみましょう。
e0298562_223744.png


e0298562_223253.png

どこまでも行けますが、一例ですからこの辺で終わります。
ロータリースイッチの接点数に合わせて計算しましょう。


【コメントとか?】
減衰量-2.0dBという値は実用的だと思います。
もう少し粗くて良いなら-2.5dBでも違和感は無いでしょう。
-3.0dBは主観に依りますな。当方はOKの範囲ですが人に依っては変わり過ぎかも?
-4.0dBはちょっと変化が大き過ぎとも思います。

抵抗が何十個も直列になると音質も問題かも知れませんが、
可変抵抗器よりも良いかも知れません。
更に、こんな手段で悪影響も回避できるかも?
  こちらに記載した可変抵抗周りの68pFをお試し下さい→ポタアン(爆)その③


【その他】
もう単純な計算でも面倒でしょうがないとか?
これをアプリケーション化したりすると便利でしょう。
しかし、開発するプログラマーの人は頭を使いますから良いでしょうが、
それ以外の利用するだけの人は頭を使わなくなります。そこがイケません。
ボケ防止なら上記のままで手計算を推奨致します。(爆)


今回の計算方法には権利等は発生しないでしょう。
記事の内容は鵜呑みにせずご自身で評価して下さい。
そして当方はめんどくさいので一切サポート致しません。(爆)

以上です。






しまった「手順②」が抜けていた。(爆)

手順②は...紙とペンと関数電卓を用意して、お茶を飲む。だな。(爆)
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by ca3080 | 2014-06-13 22:38 | オーディオ&電子工作
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