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高音質アッテネータ④標準型CdS電子VRの作成

コニャニャチワ。光ボリュームなのだ。
...
今回は既製品のLED/CdSカプラを不使用で作成します。
   ※しまった!タイトルを③で掲げちゃった。 ④に修正します。(爆)



回路形式は標準型ATTです。
前回の簡易型光ATTでは、シャント側がCdS、シリーズ側が固定抵抗でした。
今回の標準型では、シャント側もシリーズ側もCdSで可変します。
よって、光ユニットもシャント用とシリーズ用の2個を作成します。


【光ユニットの自作】
ペアの選別は前々回の記事を参考にして下さい。
Lch用とRch用はペアの必要があります。帰還用は特性にズレがあってもOK。
まず光ユニット用のケースですが、小基板に組む事を考慮して選択しました。
フリスクのケースは面積を食うので却下。秋月の部品ケースを使いました。
メンテナンスを考えLEDはフタに取り付けます。御開帳も可能です。(爆)
ケースの底を抜いて基板に固定します。
内側にアルミテープを貼って反射する様にします。
高音質アッテネータ④標準型CdS電子VRの作成_e0298562_19585941.jpg

基板にCdSを配置します。うまくLEDの光が当たる位置とします。
フタの内側にもアルミテープを貼ります。
LEDを取り付けて細いワイアを配線し、黒ボンドでLEDを固定しました。
LEDの配線は、組み上がった状態での御開帳が容易な長さにします。
高音質アッテネータ④標準型CdS電子VRの作成_e0298562_19591411.jpg

高音質アッテネータ④標準型CdS電子VRの作成_e0298562_19592684.jpg



【標準型CdS電子VRの回路図】
簡易型と同じ構成なので重複する説明は省きます。
音を重視するなら光ユニットをメイン基板に配置し、制御側の配線を延長します。
R101、R201、R11が追加されてます。これの説明が必要ですな。
 減衰量6dBの時を考えますと、R5=R11+CdS1 に調整しようと動きます。
 よって CdS1=0Ω ? 実際はCdS抵抗値が最小の状態になります。
 まあ、なるべくCdSで減衰させずに、音の良いR101、R201で減衰する。
 ちょっとは音が良くなる事を期待し、R101、R201には高音質抵抗を投入します。
 実際の音質的な効果としては、
 ある様な無い様な… まあ気のせいですな。(爆)
こだわりが無いのなら、R101、R201、R11の3個はゼロΩでもOKです。
(クリックで拡大。細かな所は前回、前々回の記事をご参照下さい。)
高音質アッテネータ④標準型CdS電子VRの作成_e0298562_19594444.png



【ギャングエラーの測定と調整】
こちらも当然ギャングエラーがあります。
まあ選別のやり方が障子窓に当てての測定ですから、そうとう狂ってるでしょう。
光ユニットの構造もいいかげんで、ちゃんと光が当たっているかは不明です。(爆)
よって調整が必要です。
しかし前回みたいにLEDの電流調整を行っても駄目っぽい構造ですよ?
CdS側に抵抗を並列というのは、あんまし乗り気になれません。

さて、どうやって調整するのか?
エッヘヘ。こちらで御座いますお代官様。
高音質アッテネータ④標準型CdS電子VRの作成_e0298562_2004219.jpg

ぬ、何じゃこの不細工な饅頭は! 余を愚弄する気か?

いえいえお代官様。この黄色い紙テープは万能で御座います。(爆)
(マスキングテープ?粘着材はアクリル系です。ゴム系は湿度で劣化NG。)
高音質アッテネータ④標準型CdS電子VRの作成_e0298562_2010100.png

1dB以内に収まりましたよ。(爆)


【そして組み立て例】
下図は動作している写真です。光が漏れてくるので見た目が楽しい。
制御側は音に関係無いビニル線とか激安可変抵抗を使ってます。
下図は実験という事で、音声信号の配線が長くなっております。
減衰量の測定時には天板を装着して外部の光が当たらない状態で計りました。
高音質アッテネータ④標準型CdS電子VRの作成_e0298562_2012510.jpg

こっちの音質は、やっぱり簡易型よりも少し劣りますな。
でも、ニッコームRP-24Cを使ったATTよりは良い音の気がします。
減衰量が46dBくらい取れますので、そのような用途向けですな。


【その他】
・光ユニットは、もうちょっと光がCdSに集中する様な構造が良さそうです。
 現状の構造ではCdSの脇、つまり基板にも無駄な光が当たってしまいます。
 その分の効率が悪いでしょう。そこが反省点です。
・次回は半導体スイッチを使ったアッテネータを作成してみます。
 制御側としては安価な1回路12接点スイッチなどを使用できます。
 配線がめんどくさいですが、多チャンネル化も可能です。
 半導体スイッチなので接点の悪影響はありませんな。
 気に入った固定抵抗を使うという所も期待出来そうなポイントです。


【注意事項】
上記は当方のオリジナル回路と検討結果なので勝手に真似しないで下さい。
記事を鵜呑みにせずご自身で実験評価して下さい。当方は一切サポート致しません。

以上です。
by ca3080 | 2013-06-14 20:22 | オーディオ&電子工作
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